高病原性鳥インフルエンザの防疫作業(1/14~1/16)へ
年明けから、過去に類を見ない鳥インフルエンザの感染が続いています。
1月14日(火)~16日(木)の3日間、1/10に盛岡市下田で発生した高病原性鳥インフルエンザの防疫対応(約40万羽)に、弊社社員4名を含め岩手県建設業協会盛岡支部会員の約355名の方々が防疫・感染拡大の防止作業を行いました。
鳥インフルエンザの影響で多くの家畜が犠牲になり地域の経済に大きな打撃を与えています。現地の方々も困難な状況の中ですが、新たな希望をもって再建していただきたいと思いました。
発生経緯から埋設処分までの流れは、次の通りでした。
農場所在地 岩手県盛岡市
飼養状況 採卵用成鶏 約40万羽
経緯等
令和7年1月10日(金曜日)
16時10分 農場から県に、鳥インフルエンザを疑う死亡数の増加について報告
19時00分 県が農場に立ち入りし、簡易検査を実施した結果、「陽性」を確認
令和7年1月11日(土曜日)
9時00分 遺伝子検査(PCR検査)を実施した結果、「陽性」を確認
国において、疑似患畜と判定
—————————————————————————————-
令和7年1月11日(土曜日)
9時00分 高病原鳥インフルエンザ対策本部設置、発生農場での殺処分を開始
9時30分 埋却地の掘削を開始
19時00分 殺処分した鶏の埋却を開始
令和7年1月15日(水曜日)
23時00分 発生農場での殺処分を完了
令和7年1月16日(木曜日)
21時00分 殺処分した鶏の埋却を完了


私たちは岩手県建設業協会の主導のもと、殺処分された鶏の運搬作業やバックホーでの掘削・埋却作業を行いました。
今回の作業に従事できたことは、私たちにとっては貴重な経験でしたが、まだまだ支援が必要な状況が続き、引き続き出来る限りの力を尽くして取り組みたいと思います。
そして1月22日に新たに盛岡市の2つの養鶏場でも鳥インフルエンザの感染が確認されました。
県は一度で行う殺処分としては過去最多となる約66万羽を処分することにしています。
22日から引き続き、弊社の社員が防疫作業に携わっています。これ以上の発生、蔓延防止を図るため、早期に防疫作業を完了できるよう協力していきたいと思い、少しでも支援の手助けになれたことを誇りに思っております。